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過って強盗殺人を犯してしまった兄を持つ弟の話。
殺人犯の弟としていわれのない差別を受け、夢も仕事も結婚もうまくいかない。
結婚してもその子供まで殺人犯の子供というレッテルを貼られ友達もできない。
何も悪いことはしてないのに。


弟の大学進学の為に強盗を犯してしまった兄。
過ちとは言え、人をも殺してしまった。
その罪の重さは家族さえも巻き添えに・・・
こんな差別がまかり通る世の中。
なんて嫌な世の中。
でも、最後に勤めた会社の会長が言った言葉。
「君の受けた差別は当たり前なんだよ。誰でも危険から遠ざかりたいと思う。だけど、差別のない国を探すんじゃない。君はここで生きていくんだ。君にはもう心が伝わってる人がいるじゃないか。それを2本3本と増やしていけばいい。」
彼女の言葉。
「私は逃げない」
自分を支えてくれる人たちが周りにいるって強い。
だけど、自分の家族が差別で苦しんでることを知った弟は兄に最後の手紙を出す。
「家族の為に兄貴を捨てる。兄貴ごめん」
兄もまた自分が本当の償いをしてないことに気づき、ずっと亡くなった人の家族に出してた手紙も止めた。
弟はその兄の最後の手紙を読み泣き崩れる。


罪を背負った者とその家族。
そして、巻き込まれて愛する者を失った家族。
そこには愛が溢れてる。
愛する心。憎む心。許す心。それらが渦巻いててやり切れなくなる。
犯してしまった罪は罪。だけど・・・


今の日本の現状とか、愛と許しとか、いろんなことを考えさせられる映画だと思う。
☆☆☆☆☆
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映画は見てないけど・・・
東野圭吾さんの原作を読みました。
本当にいろいろと考えさせられるお話でしたね。

「罪を憎んで人を憎まず」って言うけど・・・
どうしても今の日本では、犯罪を犯した人の親族を色眼鏡で見てしまう。
おかしいですよね。
もし、自分の身の回りにそういう人がいたら、自分は自然に
対処できるだろうか?と、考えてしまいました。
でも、その人自身がいい人なら、全然問題はないと思います。

このお話の救いは、主人公の奥さんになった女性の存在でしたね。
この人がいなかったら、主人公はいったいどうなったんだろう。
自暴自棄になって破綻した生活を送ったとしても不思議ではないかも。

愛の力は強いですね。
メイ 2007/09/16(Sun)16:05:32 編集
原作も読んでみたい
そうですよね。
その人が悪い訳じゃないのに、親族までもが巻き添えになってしまう。
ある意味イジメですよね。
大人のイジメの方が陰湿かもしれない。
気にしないと言ってもそれを知ってしまったら、そのことが頭から離れないかもしれない。
でも、私は偽善者と呼ばれるかもしれないけど、差別をしない人になりたいと思う。


メイさんが泣きそうになったという「雨恋」も買いました。
いろいろ他が忙しくて読めてないんだけど・・・(^o^;)
これから読みま~す
涼風 2007/09/16(Sun)22:30:56 編集
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